
用途地域の種類について解説!~住居系編~

今回は皆さんの住む地域にも指定されていることが多い「用途地域 ~住居系~」について触れていきたいと思います。
都市計画のおさらい
さて、軽くおさらいにはなりますが「都市計画区域」についてはご存じでしょうか?
皆さんが住んでいる地域のほとんどは都市計画区域の中に存在します。
そして、その都市計画区域の中には更に3つの区域があり市街化区域・市街化調整区域・非線引き区域が存在します。
どの地域も居住することは可能ですが、市街化区域を除く2つの地域では居住にあたり課題が存在します。
詳しくは以前触れましたのでこちらをご覧ください↓↓↓
用途地域って?
住居が集まる地域、商業施設が集中する地域、工業施設等が集中する地域など
街並みをよく目を凝らして見ると確かに住居がたくさんある地域、商業施設がたくさんある地域、工業系の施設、建築物がたくさんある地域全て棲み分けされてありますよね。
新潟市で商業系のある地域と言えば例えば、古町の辺りといえばピンとくる方も多いのではないでしょうか?ビルや庁舎、事業テナントが密集していると思われます。
続いて、工業地域はというと東区の沿岸部側の辺りが該当します。住宅街、商業施設、工業地域これらをイメージすると風景が全く異なりますよね。
住居系の内容
上記では大きく3つの地域がありましたが、今回は住居系の各地域の内容について触れていきたいと思います。

・第一種低層住居専用地域
低層住居に係る良好な住環境を保護するため定める地域
建築可能な建物:住宅・共同住宅・寄宿舎・下宿 等
閑静な住宅街で、わりと静かに暮らしたいといった方に適した地域となります。
・第二種低層住居専用地域
主として低層住宅に係る良好な住環境を保護するため定める地域
建築可能な建物:第一種低層住居専用地域のもの+床面積150㎡以下のコンビニ・喫茶店・理髪店 等
静かさもありつつ、利便性の両立を目指したいといった方に適した地域です。
・田園住居専用地域
農業の利便の増進を図りつつ、これと調和した低層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定める地域
農地の造成や農地の用途変更の際、市町村長の許可が必要
建築可能な建物:第一種・第二種低層住居専用地域のもの+農産物の貯蔵施設や農産物直売所 等
農業を営む人が近隣に住居を構えたい場合に適しています。
上記、3つの低層住居専用地域は(道路・北側)斜線制限、日影規制の他、高さ制限、外壁後退距離があるのが特徴となります。

・第一種中高層住居専用地域
中高層住宅に係る良好な住環境を保護するため定める地域
低層住居専用地域とは違い、建築物の高さ制限がありません。
ただし、(道路・隣地・※北側)斜線制限と日影規制が適用されます。
建築可能な建物:田園住居専用地域を除く、低層系の建物+床面積500㎡以下の店舗や大学や病院 等
比較的住環境の落ち着いた住宅やマンション等を希望している方に適しています。
・第二種中高層住居専用地域
主として中高層住宅に係る良好な住環境を保護するため定める地域
規制は第一種中高層専用と同様
建築可能な建物:第一種中高層専用地域の建物+床面積1,500㎡以下の店舗、また店舗事業の種類に関する制限も緩和されます。
利便性の高い住宅やマンションの購入を希望している方に適しています。
※北側斜線制限については、どちらも日影規制があった場合日影規制が優先となり北側斜線制限はなしとみなされます。

・第一種住居地域
住居の環境を保護するため定める地域
北側斜線制限がなく、上記の住居系地域よりも密集して住宅等建築することができます。
建築可能な建物:床面積3,000㎡以下の店舗や遊戯施設等の建築も可(※カラオケ、麻雀、パチンコ等は不可)
利便性を求めている方に適した地域となります。
・第二種住居地域
主として住居の環境を保護するため定める地域
規制は第一種住居地域と同様
建築可能な建物:床面積10,000㎡以下の店舗、床面積3,000㎡以下の事務所等、第一種住居では不可なカラオケ、麻雀、パチンコ等 (人が集まる集客施設、風俗営業を営む施設は不可)
第一種住居地域よりも商業施設が多く、より生活の利便性を求めている方に適した地域となります。
・準住居地域
道路の沿道としての地域の特性にふさわしい業務の利便の増進を図りつつ、これと調和した住居の環境を保護するため定める地域
建築可能な建物:第二種住居地域+車庫、客席200㎡未満の映画館、劇場等
国道や幹線道路の沿道付近の為、普段から車移動が主な方、走行等の騒音が気にならない方に適した地域となります。
上記3つは住居系に加え、徐々に商業系の建築規制が緩和されるといった特徴があります。
まとめ
低層系は建築物の高さ制限や規制が強い点
中高層系は一般住宅に加え、マンション等も建ち、北側斜線制限が日影規制の有無によって変わるといった点
住居系は居住区域でありながら商業施設もある程度並ぶといった点
同じ住居系でも中身が実は意外と違う点ご覧いただけたかと思います。
新潟市でどのような家に住みたいか、どの地域に住みたいか、こうしたご相談は是非株式会社パステルまでご相談ください。
