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【後編】水害リスクを踏まえた新潟市の住まい選びのポイント

防災・安心な暮らし


【後編】水害リスクを踏まえた新潟市の住まい選びのポイント

前編「新潟市のハザードマップって何?基本の見方をわかりやすく解説」では、ハザードマップの種類・確認方法・色の見方をご紹介しました。

今回の後編では、ハザードマップを実際の住まい選びにどう活かすかという具体的なポイントをお伝えします。
「引っ越しを検討しているが、水害リスクが気になる」という方にぜひ読んでいただきたい内容です。


住まいを選ぶときに確認したい3つのポイント

お部屋探しや引っ越しの際には、家賃・通勤時間と同様に、次の3点をハザードマップで確認しておくことをおすすめします。

① 候補物件が浸水想定区域に入っているかどうか

信濃川・阿賀野川沿いのエリアは特に注意が必要です。
候補物件の住所をハザードマップに照らし合わせて、浸水リスクの有無と想定される浸水深を確認しましょう。

浸水想定区域に入っていたとしても、即座に「住んではいけない場所」ということではありません。
「どの程度のリスクがあるか」を正しく把握したうえで判断することが大切です。

② 避難所までの距離と経路

避難が可能な「指定避難所」や「一時避難場所」等は、ハザードマップ上に緑の丸や青の丸で示されています。
自宅から避難所までの距離と、浸水しない経路で行けるかどうかを事前に確認しておきましょう。

特に小さなお子さんやご高齢の方がいるご家庭では、「歩いて行ける距離に避難所があるか」は重要なポイントです。

③ 建物の階数・構造

浸水想定区域内の物件でも、マンションの2階以上であれば**垂直避難(上の階へ逃げる)**という選択肢が取れます。
木造の1階部分は浸水リスクが高いため、浸水想定エリアでの1階物件は慎重に検討することをおすすめします。

また、鉄筋コンクリート造のマンションは、木造アパートと比べて浸水時の建物への影響が少ない傾向があります。


新潟市でリスクが高いエリアの傾向

新潟市の地形的な特徴として、次のようなエリアは浸水リスクが高い傾向にあります。
具体的な範囲はハザードマップでご確認ください。

  • 信濃川・阿賀野川沿いの低地エリア:中央区・東区・北区の一部
  • 鳥屋野潟・栗ノ木川周辺:中央区南部の一部
  • 内水氾濫(排水が追いつかない)リスクのあるエリア:排水施設の整備状況による

今回の7月26日の水害は、河川の氾濫ではなく**集中豪雨による内水氾濫(排水が追いつかなかったこと)**が主な原因とされています。
「近くに川がないから安心」という思い込みは禁物で、排水能力を超える雨が降った場合の内水氾濫リスクもあわせて確認しておくことをおすすめします。


水害リスクと暮らしやすさのバランスを考える

ハザードマップでリスクが確認されたエリアが、必ずしも「住んではいけない場所」ではありません。
大切なのはリスクを正しく理解したうえで、備えをしながら暮らすという考え方です。

備えとして有効な対策として、次のようなものがあります。

  • 水災補償付きの火災保険への加入:賃貸物件でも、家財保険に水災補償を付けることができます。加入中の保険の補償内容を今一度確認しておきましょう
  • 非常用持ち出し袋の準備:パスポート・通帳・薬など、急な避難に必要なものをひとまとめにしておく
  • ハザードマップの定期確認総合ハザードマップは平成30年度時点の情報のため、最新の情報は洪水ハザードマップページから確認することが推奨されています。年に一度、最新版に更新されているかを確認する習慣をつけましょう


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