【前編】新潟市のハザードマップって何?基本の見方をわかりやすく解説
【前編】新潟市のハザードマップって何?基本の見方をわかりやすく解説
2026年7月26日、新潟市内では前線の影響による集中豪雨により、新潟駅前や万代シティが冠水するなど、市内各地で浸水被害が相次ぎました。
中央区・東区・北区・江南区などで床上・床下浸水の被害が発生し、多くの方が日常の暮らしの中で水害の脅威を実感されたかと思います。
「自分の家は大丈夫なのか」「引っ越し先を選ぶとき、水害リスクはどう確認すればいいの?」
今回は新潟市のハザードマップの基本的な見方をわかりやすくご説明します。
住まい選びへの活用方法は、後編「水害リスクを踏まえた新潟市の住まい選びのポイント」でご紹介します。
そもそもハザードマップとは?
ハザードマップとは、洪水・浸水・土砂災害などの自然災害が発生した場合に、どのエリアがどの程度の被害を受けるかを地図上に示したものです。
新潟市の洪水ハザードマップには「中学校区版」と「河川別版」の2種類があります。
洪水・津波・土砂災害・浸水・ため池のハザードマップを中学校区ごとにまとめた総合版(平成30年度作成)もあります。
2026年3月には信濃川・阿賀野川・小阿賀野川・栗ノ木川など主要河川のハザードマップが最新情報に修正されています。
お住まいのエリアについて、まだ確認したことがない方はぜひこの機会に確認しておきましょう。
新潟市が水害と無縁ではない理由
今回の浸水被害が中心部でも起きた背景には、新潟市の地理的な特性があります。
新潟市は信濃川・阿賀野川・小阿賀野川など複数の大河川に挟まれた低地に発展した都市です。
平野部の多くが海抜ゼロメートル地帯に近く、河川の水位が上がると市街地への影響が出やすい構造になっています。
また、想定を超える雨が降った場合や河川の氾濫などは考慮していないため、実際の浸水区域や浸水深がハザードマップより大きくなることがあります。
今回の7月26日のように、想定を超える集中豪雨が近年増えているという点は、ハザードマップを見るうえで必ず頭に入れておきたいことです。
新潟市のハザードマップ、3つの確認方法
新潟市のハザードマップは、次の3つの方法で確認できます。いずれも無料・登録不要でどなたでもご覧いただけます。
① 新潟市公式サイト(PDF版)
区別・中学校区別のハザードマップをPDFでダウンロードして確認できます。
印刷して手元に置いておきたい方におすすめです。
▶ 新潟市 洪水ハザードマップ(公式)
▶ 新潟市 総合ハザードマップ(公式)
② にいがたeマップ(オンライン地図)
新潟市が提供する公開型オンライン地図です。住所を入力するだけで、該当エリアのハザードマップを地図上で確認できます。
洪水・浸水・津波・土砂災害など複数の災害種別を切り替えながら確認できるのが便利な点です。
③ 国土交通省ハザードマップポータルサイト
全国統一のハザードマップポータルサイトです。住所を入力して浸水リスクを確認できるほか、洪水・土砂・高潮・津波など複数のリスクを重ねて表示する「重ねるハザードマップ」機能も使えます。
すぐに確認できる!リンクまとめ
| 確認したい内容 | リンク |
|---|---|
| 新潟市 洪水ハザードマップ(河川別・区別) | 新潟市公式サイト |
| 新潟市 総合ハザードマップ(洪水・津波・土砂) | 新潟市公式サイト |
| 住所で検索できるオンライン地図 | にいがたeマップ |
| 全国統一・複数リスクを重ねて確認 | 国土交通省ハザードマップポータル |
※各リンクは新潟市・国土交通省の公式情報です。最新情報は各サイトでご確認ください。
ハザードマップの「色」の見方
洪水ハザードマップは、河川からの氾濫による浸水の深さを色別で示しています。黄色が薄いほど浸水の深さが浅く、桃色・紫色が濃いほど深くなります。
日常生活への影響の目安として、次のように覚えておくとわかりやすいです。
- 0.5m未満(薄い黄色):床下浸水のおそれ。家財への影響が出始める
- 0.5m〜1m(黄色〜橙色):車での避難が困難になるレベル。道路が冠水
- 1m〜2m(橙色〜赤色):1階の床上浸水。家具・家電への被害が大きくなる
- 2m以上(濃い赤〜紫色):1階がほぼ水没するレベル。垂直避難が必要
今回の7月26日の豪雨でも、万代・新潟駅前エリアでは道路が冠水し車の移動が困難な状況が発生しました。
「色がついていないから安心」ではなく、「想定を超えたときにどうなるか」を念頭に置いておくことも大切です。
まとめ
新潟市のハザードマップは、新潟市公式サイト・にいがたeマップ・国土交通省ポータルの3つから、無料・登録不要で誰でも確認できます。
「確認したことがなかった」という方も、ぜひこの機会に一度お住まいのエリアを調べてみてください。
次の後編では、ハザードマップを使った住まい選びの具体的なポイントをご紹介します。
「お部屋を探す際に水害リスクをどう判断すればいいか」が気になる方は、あわせてご覧ください。
弊社パステルでは、物件のご提案の際にハザードマップを確認しながらご説明することも可能です。
「今の住まいの水害リスクが気になる」という方も、お気軽にお問い合わせください(^^♪
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